環境大国オーストラリア
今回も遊びに来てくださってありがとうございます!
この記事では、
環境や動物を守りたい!という気持ちだけが先走ってしまったヴィーガン、ベジタリアン、ペスカタリアンとの経験談です。
これから動物を食べない、動物製品を使わないと決断する人たちには是非読んでいただきたい記事になっています。
前回の記事からの続きになりますので、
▼まだチェックしていない方は是非こちらから▼
ヴィーガン、ベジタリアン、ペスカタリアンとの経験談
ヴィーガンやベジタリアンの人たちは環境に配慮してる人がとても多い。
最初はさすが色々考えてるんだな!と思っていたのですが…
一緒に生活しているうちに気づいてしまいました。
知識が片寄ってしまったがゆえ、間違った方向に一直線な人も多いという事に…!
【ヴィーガンBさん】自然に還るから◯◯はいっぱい使って大丈夫
最初の牧場で一緒に働いていたオランダ人のBさん。
私が人生で初めて出会ったヴィーガンの女性です。
牛を飼育することが環境に悪いことであったり、
実は使い捨て歯ブラシが環境に悪い事で問題になっていたり、
肉を使わない大豆ミート、牛乳を使わないチーズやチョコレートがある事など、私が知らない事を沢山教えてくれました。
そしてBさん、基本ラップは使わない主義。
なぜならラップはプラスチックで出来ていて、ごみとして処分される際に環境を汚染するからです。
ごはんを包む時や残り物をカバーしたい時など、ラップを使いまくる私を含めた日本人スタッフに
「日本人はラップ使いすぎ!プラスチックがどれだけ環境に悪いか知ってる!?」
と何度も注意していました。
ふむ。確かに。
環境大国オーストラリアに来てるし、もっと環境に配慮しよう。
という事で、私はできるだけラップを使わないと決めました。
しかし。
そんなラップ嫌いの彼女、
紙ナフキンめっっっちゃ使う。
どれくらい使うかというと…
- 何かこぼれたら鷲づかみ紙ナフキン。
- 口拭く時鷲掴み紙ナフキン。
- 鼻かむとき鷲掴み紙ナフキン。(※ティッシュあれば大量ティッシュ)
- 手拭く時鷲掴み紙ナフキン。
環境に配慮してるはずだけど、
紙ナフキンそんな使ったら環境に悪いのでは…?
と、さすがに疑問に思った私は、
オーストラリア生活1ヶ月目のつたない英語で頑張って聞きました。
(🐻B🐷私)
ラップは使っちゃダメって言ってたよね。
紙はいいの?
紙はOKだよ。
Benio、紙は何で出来てるか知ってる?
木。
そう。木でしょ?
木だからいっぱい使ったら環境に悪いよ。
ラップはプラスチックで、
捨てたら自然に還らないでしょ?
紙は木でできてるから捨てたら自然に?
還る?還らない?
還る…?
YES。だから紙はいっぱい使っても大丈夫なの。
そう諭されながら、
(あ!どうしよう!
私のこと何も知らない子供を諭すように話してるけどすごく間違っている!
これは色々正したいのに説 明 す る 英 語 力 が 無 い !
誰か私を助けて!)
と思いながら出てきた言葉は
Oh…?
でした。
今なら、
「そういう事じゃなくて、紙は木を伐採して出来ている=環境に優しいとは言えない」
と英語で言えるのですが…
当時は英語力が乏しく言い返すことができない私は、
まるで納得したような返答になってしまい
それはもうモヤモヤした事を今でもハッキリ覚えています。
みんな!
もちろんラップはプラスチックで使いまくるのはNGだけど、そして紙の一部は自然に還るかもしれないけど、化学物質も使われてるし、紙を作るときに工場を動かすから少なからず環境汚染物質は出るし、
まず木を伐採して出来ていることを忘れないで!(笑)
【ペスカタリアンCさん】鳥は食べるけど豚は食べない理由
カナダ人のCさんはペスカタリアンでした。
食べれるのは鶏と魚。
理由は
「豚は私の友達だから絶対食べない。
鶏はあの足が気持ち悪いから友達ではない。(=食べる)」
とのことです。
ちなみにペットで烏骨鶏を長く飼っていた私。
鶏…めっちゃかわいいよ…?
名前呼んだらコケながら走ってくる動画とか見せたいなー…
正直、豚がお友達なのも、鶏は可愛くないから食べるのもかまいません。
でも豚を食べている人の前で
「Eww…(うえぇ…)I can’t…(私は無理だ…)」
とあからさまな反応はいただけません。
肉を食べる人も食べない人も、
お互いの考えを尊重しながら楽しく食事ができたらいいですよね。
【ヴィーガンVSミートイーター】目の前で肉料理をするの巻。
色んな人と関わりながら、
肉を食べない人の中には大きく分けて2種類の人たちが居ることに気づきました。
- 私は肉を食べないけど、あなたが食べてても気にしない。
お互い好きなもの食べようねタイプ。 - 動物を食べるなんて信じられない。
肉を食べる人たちに嫌悪感を抱き始めてしまうタイプ。
私が働いた牧場でも、この2種類の人たちが居ました。
その牧場は住み込みで、当番制でご飯を作ることになっていたのですが…
あるヴィーガンの女の子は
「今日カレー作るけど、肉入ってるのと入ってないの作るから好きな方食べてね!」
と、みなさんご自由にどうぞスタイル。
ある人は涙目で
「信じられない!私がヴィーガンだって知ってるのに何で目の前で肉を料理するなんてひどいことするの!?私の気持ちちゃんと考えて!!」
と、みなさんのご自由は認めないスタイル。
さて、前者の方は特に何も違和感なく受け入れられたんじゃ無いかなと思います。
後者の方ですが、どう思われましたか?
きっとみなさんもいい印象は持ちませんでしたよね。
大げさに書いているように見えるかもしれませんが、
本当に居るのですよ。
「私は生き物の味方!」
このような経験が重なり、ミートイーターに対してアグレッシブになってしまう人たちも居ることを学びました。
多くの人たちは肉を食べない人と決めた人を尊重します。
というか人の自由ですので気にしない人が多いと思います。
上の話と被ってしまう部分もありますが、肉を食べると決めた人の事を尊重することも忘れないでくれたら嬉しいです。
まとめ
以上が私の経験談から、
“これからベジタリアン・ヴィーガンになる人たちへ、
「動物・地球を大切にしたい」という気持ちを先走らせずに、みんなを尊重できたらいいね”
ということをお伝えしたい2記事でした。
いかがでしたでしょうか?
世界にはそんな人たちも居るんだなーと読んでくれた人も居れば、
私そうなっちゃってる…という人も居たかもしれません。
人によってはセンシティブな話題なので、上手く伝わるよう読み返しながら記事を書きましたが、伝わったでしょうか?
さいごに
このブログではオーストラリア生活や国際恋愛など、実際にあった経験談を書いていくので、美談ばかりではありませんが、そこもリアルに感じていただけたら嬉しいです!
これからも山あり谷あり、率直な意見ありの、様々な事を書いていくのでまた読みに来てくださったら嬉しいです!
それでは今日も長文を最後まで読んでくださってありがとうございました。
次の記事でお会いしましょう☺︎
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