【国際夫婦】日本に移住して大変だったこと【3選】

国際夫婦

私とイギリス人夫のしろくまさんは2024年7月にオーストラリアから日本に移住し、日本で入籍して国際夫婦になりました。

今回は、そんなつい最近の私たちの経験から感じた、
日本に住む国際夫婦の大変さについて少しだけ共有させていただきたいと思います。

ぜひ最後まで読んでいってくださいね!

日本在住の国際夫婦で大変だったこと【3選】

最初に「大変さを共有」なんて書きましたが、私たち国際夫婦の毎日は、控えめに言っても毎日が楽しいです。

いつも新しい刺激があったり、物の見方が変わって世界が広がるのを実感することができます。

何より、自分の国から出てまで自分と日本に住むことを選んでくれた旦那さんに感謝する毎日です。

そんな明るいことばかりをお伝えしていきたいところですが…

実際、外国人が日本に移住するという事は簡単ではなく、大変な事があるのも事実です。

この記事では、つい最近移住してきた私たちが最初に実感した、日本に住む国際夫婦として大変だった事3つをピックアップしました。

ちなみに、

  • 元々日本で働いている外国人と結婚した方
  • 外国で結婚してから日本移住を決めた方

…など色んなシチュエーションの方が居ると思います。

この記事で書かれているのは

  • 外国に住んでいてまだ結婚していない
  • 日本に帰って来てから入籍する
  • 入籍の時、相手の外国人は観光ビザで入国している

という私たちの経験に基づくものです。

これから日本移住を考えている方には

こういう大変さがあるのか!

と思っていただけたら、

また、同じ立場の方には

うちだけじゃなかったのか!

と共感していただけたら嬉しいです。

是非最後まで読んでいってくださいね!

大変だったこと①【配偶者ビザ】

ご存知でしたか?
例え日本で結婚して夫婦になっても、
外国人の相手は自動的に日本に住む権利がもらえるわけではないのです。

約3年前にオーストラリアとイギリスで国際遠距離恋愛を始めた私たち。

まさかこんなに早く結婚して日本移住することになるとは思っていませんでした。

何も深く考えず、

日本で籍を入れたら結婚ビザもらえるでしょ?

だって私たちは夫婦なんだから

昔見たブログで、
“ 日本人と結婚したら外国人の相手は自動的にビザもらえる ”
みたいなの見たことあるし!

くらいに思っていました。

いや、考えが大変甘かった。

比較的 外国人に厳しい日本がそんなに簡単に移住OKしてたら今ごろ外国人の移住者だらけですよね。

実際は、結婚していてもその後に厳しいビザの審査を通らなけれないけないのが現実です。

ちなみに結婚相手が日本人の場合に申請できるのは配偶者ビザ 。

繰り返しになりますが、どこかのブログで
「結婚したら外国人の相手は自動的にビザもらえる(日本に住む資格がもらえる)」

なんて適当な事が書いてあったのは嘘でございます。
そんな訳はございません。

誰だい?
そんな適当な事を書いたのは?

過去の私がうっかり信じちゃったじゃないの。

例え夫婦の片方が日本人だとしても、自動的にビザはもらえません
私がそれを知ったのはだいぶ後。

しろくまさんと日本で結婚することを決めてから改めて調べてみたら…

あっ、しっかりと手順を踏んで申請して、申請期間を経てようやくビザが取得できるのですね…!

ここで初めて手間と時間がかかることを知りました。

ブログを書くのも読むのも好きですが、改めて自分でリサーチすることの大切さを忘れちゃいけないですよね。

しかもビザを取得したらそれで終わりじゃないのですよ。

大変だったこと②【在留カード】

ビザ取得後に、在留カードという、日本に住む外国人が身分証として使える免許証的な大事なカードを取得するまでが私たちにとって最初の戦いでした。

在留カードがあると何ができるの?

在留カードがある外国人は、

  • 仕事が出来る(探すことはできますが、中には在留カードの番号がないと登録すらできない休職サイトも有り)
  • 住民票が登録できる
  • 保険証が作れる
  • 銀行が作れる
  • 部屋が借りれる
  • 通称名が作れる(必要な人に限ります)

などなど…

つまり、普通のことが普通にできるようになるのです。

何だか当たり前の事すぎて、

あ、出来るようになる事って言っても何も特別感無い…

と、ありがたみが感じられない人も多いのではないでしょうか?

聞いて。

私としろくまさん、
在留カードもらった日にすごい祝ってケーキ食べた。

だって想像してみて下さい。

  • 結婚してちゃんと日本在住の夫婦なのに、住民票が無いからまるで観光客のような対応をされる毎日!
  • これからの生活のために仕事がしたいのに、在留カードが無いっていうだけで応募すらできなくて、(経験済み)
  • 体調が悪くて病院に行ったら保険証が作れないから保険が効かずに100%支払わなければいけなくて(経験済み)
  • 2人で新生活を始めようと思ったら在留カードが無いから部屋が借りれない(経験済み)

私の仕事は既に東京に決まっていたので、
最初は在留カード無しでも借りれるマンスリーアパート(高額)を借りていました。

在留カードを手に入れるまでのプロセスで、
「今まで考えたことなかったけど、こういう当たり前のことが当たり前にできるようになるってこんなに幸せなのか…!
と改めて気付かされました。

大変だったこと③【家探し】

在留カードを取って、お祝いをして、

これで家探しして、賃貸契約できるぞ!

と思ったのも束の間。
なんと外国人を受け入れている賃貸が少ない。

ちなみに私たちが住んでいるのは東京のため、

東京は外国人慣れしているから在留カードさえあればすぐに部屋が見つかるだろう

と思っていた私たちが甘かった。

いくら日本人と結婚しているとしても、
「外国人」に変わりはないのは確かなのですが…

特にお年を召した大家さんの場合、内見すらさせてもらえない部屋も多くありました。

中には不動産の担当さんを通して黒人かどうかを聞いてくる大家さんまで。

日本に住んでいる外国人の皆さん
一体どうやって家を見つけたんだろうか…?

と不思議に思いながらの家探しとなりました。

想像以上になかなか大変な家探しとなりましたが、
時間をかけて素敵な部屋が見つけることができました。

今ではお家でゆったりできる時間に幸せを感じながら過ごせておりますのでご安心ください。

まとめ

以上、今回の記事では日本に住む国際夫婦の大変な事【3選】

  1. 配偶者ビザの取得
  2. 在留カードの取得
  3. 家探し

を、私の経験談を元にご紹介させていただきました。

何か少しでも参考になったことや、
そんなことがあるんだなと思っていただけたでしょうか?

私にとってはこの3つが移住して最初に大変だなと思ったことなのですが、もっとちゃんとリサーチをしていれば感じ方は違っていたのは確かです。

これから同じような経験をする方1人にでも、この記事が届いてくれていたら嬉しいです。

配偶者ビザについてや、在留カードを取得した後の事、家探しの様子などもこれから詳しく書かせていただきたいと思っていますので、是非チェックしてくださいね!

最後まで読んでくださってありがとうございました。
それではまた次の記事でお会いしましょう!

✴︎Have a good one !✴︎

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